向日葵色の恋【完】

「「「お疲れ様でしたー!!」」」



学校で解散をし、それぞれが帰っていく。



「あ、伊澄くん!」



そんな中、私を待つ伊澄くんに声をかけた。



「?」



「今日はお迎えがくるから帰っちゃって大丈夫。ごめんね?」



「ん。りょーかいです。じゃあまた連絡しますね」



「うん!ありがとう!」



お父さんが迎えに来るというもんだから、胸騒ぎがより一層強くなる。



これはきっと何かあったんだ。



そう思わずにはいられなかった。