「だから昨日あれほど早く寝ろって言ったんだよ俺は…」
「目の前にプチプチがあるとついプチプチしたくなるでしょ?それよ」
「どれだよ」
たまたま新しく買ったゲームが
たまたま面白くて
たまたまハマってしまい
たまたま夜中までかかってしまっただけであって
私は悪くない。
「悪いのはゲームだ」
「おまえだよ」
炎天下の下で人を後ろに乗せてるというのに
ツッコミを入れる余裕があるらしい目の前の男。
名を冷泉 輝(れいぜい てる)
冷たいのか暖かいのか悩む名前である…。
「だからって5時はさすがに寝坊するって分かるだろ〜」
「分からなかったから寝坊したんじゃんプププ」
「ぶん殴られたいの?」
自転車に煽られた風が
私の髪を揺らし頬を撫でた。
「目の前にプチプチがあるとついプチプチしたくなるでしょ?それよ」
「どれだよ」
たまたま新しく買ったゲームが
たまたま面白くて
たまたまハマってしまい
たまたま夜中までかかってしまっただけであって
私は悪くない。
「悪いのはゲームだ」
「おまえだよ」
炎天下の下で人を後ろに乗せてるというのに
ツッコミを入れる余裕があるらしい目の前の男。
名を冷泉 輝(れいぜい てる)
冷たいのか暖かいのか悩む名前である…。
「だからって5時はさすがに寝坊するって分かるだろ〜」
「分からなかったから寝坊したんじゃんプププ」
「ぶん殴られたいの?」
自転車に煽られた風が
私の髪を揺らし頬を撫でた。