サァッと風が2人の髪を揺らす。
私の手を掴んだままの輝は、僅かに目を見開いたがすぐに微笑んで
「わっ」
グイッと掴んだ手を引いた。
輝の胸に頭ごと突っ込んで、焦った私は体を起こそうと試みるが、輝の手がそうはさせない。
「ちょ、て、輝…っ?」
「雫輝のくせに」
頭上で短い溜息が聞こえた。
なんだか急に恥ずかしくなって、顔が熱くなっていく。
「て、輝がどうしてって言うから…っ」
輝の顔があまりにも綺麗すぎたせいなのに。
それを伝えただけなのに。
「ばーか」
そんなことを言う。
「ひ、ひどい…」
「雫輝」
弱められた力に、そっと、顔をあげる。
私の手を掴んだままの輝は、僅かに目を見開いたがすぐに微笑んで
「わっ」
グイッと掴んだ手を引いた。
輝の胸に頭ごと突っ込んで、焦った私は体を起こそうと試みるが、輝の手がそうはさせない。
「ちょ、て、輝…っ?」
「雫輝のくせに」
頭上で短い溜息が聞こえた。
なんだか急に恥ずかしくなって、顔が熱くなっていく。
「て、輝がどうしてって言うから…っ」
輝の顔があまりにも綺麗すぎたせいなのに。
それを伝えただけなのに。
「ばーか」
そんなことを言う。
「ひ、ひどい…」
「雫輝」
弱められた力に、そっと、顔をあげる。

