「うん!私9だよ!」



「オレも9!コンビっすね」



伊澄くんが紙をみせると、そこには9の文字。



「ほんとだ!よろしく伊澄くん!」



コンビが芽依ちゃんではなかったことに、まずは安心。



一方、輝の隣には芽依ちゃんがいた。



まるで誰か裏で打ち合わせしているかのように、2人がコンビになってしまったようだ。



「じゃあ番号の早い順から行ってこい!」



そうして、肝試しは有無を言わさず始まった。