ねぇ、陽。 あの頃、生きる意味なんて知らなかった。 ただ時間だけが あたしの足元通り過ぎていっていた。 あなたと出会って愛することを知って、生きる意味が 少しだけ分かった気がする。 普通の恋愛をしたいと、普通の幸せが欲しいと望んでやまなかった。 それが本当の幸せとは違うことに気付かせてくれた。 きっとあたしは、何があってもあなたとなら生きていけると思う。 あなたが笑ってくれるのならあたしは生きてくことが幸せだと思える。 あなたと出会えたことが何よりも幸せなことだと思える。