その日からあたしとヒロアキの間では、メールのやりとりが始まった。 ヒロアキとメールを始めても、あたしの孤独感は埋まることなく、あたしは誰かに依存していたくて暗闇をさまよっていた。 不安定な自分をどうにか抑えたくてリストカットを繰り返した。 この頃のあたしは、男の人を繋ぎとめておく術は身体を重ねることしか知らなかった。身体を重ねるしかないって思ってた。 『体の安売り』 この頃のあたしにピッタリの言葉だ。