先生はクスッと笑って、そして先生はあたしの唇にキスをした。


先生がキスしてきたから、さらに混乱してしまったあたしは完全にフリーズしてしまった。

「ごめん。これが俺の気持ち。」


先生はあたしがかなり戸惑っていてそれを隠せないことに気付いて、少し笑って謝りながら、言ってくれた。


フリーズしていたあたしには、ますます先生の言っていることがよくわからなかった。

「先生……。あたしには何がなんだかわかりません。」


先生はあたしの頭を優しく撫でてくれた。
「俺、知佳のことが好きってことだよ。知佳と文化祭の時に会って好きだと思った。」

「知佳がきちんと受験に合格してから言いたかったから……。彼氏いるのも分かっているよ。考えてくれないかな?」


あたしは自然と溢れ出てきている涙を止められなかった。