8月15日は、記念すべき先生の24歳の誕生日だった。
あたしは14日の夜から、12時になって日付けが変わることをずっとずっと待っていた。
夕方から何回も何回も打ち直しては誕生日メールを作成した。
こんなことをしているとあたしは、先生のことやっぱり大好きなんだと改めて感じていた。
携帯電話の待ち受け画面で12時になり日付が変わった。
まさにその時間にあたしはメールを送った。
〝Title:HAPPY BIRTHDAY☆
24歳の誕生日おめでとうございます。先生にとって素敵な一年でありますように……〟
淡い期待を持ちながら、返信を待っていたけれど、その夜、先生からの返事は来なかった。