あたしの日常

「そうかな?
まあ、つけてた方が、ばれないじゃん、あれ。

だから、つけてるの。

でも、明日だけはつけないから。


そしたら、余計目立つことないでしょ?」


「あ、その方が目立つかも。」


弟の呟きなど全く聞こえてなかったあたしは、明日会う早姫の『1日だけ彼氏君』のことを考えていた。



見てろよ、いや見てやるよ、あんたが悔しい顔してるとこ♪


1人でニヤニヤしていたあたしを二人は冷めた目で見ていた。