君までの距離



思いはぐるぐると渦を巻いていく。




アタシにあるのは、好きだっていう気持ちだけ。

それだけじゃいけないって気持ちと、それさえあればなんとかなるという楽観的な気持ちがせめぎ合う。


ゆっくり腕をずらして、高遠さんの腕の中から抜け出すとシャワーを浴びた。



ざあざあ当たるお湯に意識がはっきりしてくる。