ただ、実際に写真を見てわかったことが あった。 高遠さんに繋がる細い細い糸を手繰っていくのなら、そのどこかで関わるようになっていたのかもしれない。 定時とはいえ、仕事が終わった時間に行くことに抵抗はあった。 彼に話を聞くだけの余裕があるのかわからなかったけれど、こんな気持ちのままでいるくらいなら、仕事が終わるまで待つつもりだった。