はる君はその二人を見やってからこっちに来る。
「……なんで来た」
「きょ、今日は早めにおわった…から…」
震えながらそう言うと、はる君はため息をついた。
「…とりあえず帰るぞ」
そう言って差し出すはる君の手には血がついていて…
「い…や……怖いっ…」
そう言うとはる君はピクッと眉を動かして、手を引っ込めた。
私はそんなはる君を見上げて声を出す。
「はる君…毎日あんなことしてるの…?
なんであんなことしてるの…?」
そう言ってもはる君は黙ったまま。
「……なんで来た」
「きょ、今日は早めにおわった…から…」
震えながらそう言うと、はる君はため息をついた。
「…とりあえず帰るぞ」
そう言って差し出すはる君の手には血がついていて…
「い…や……怖いっ…」
そう言うとはる君はピクッと眉を動かして、手を引っ込めた。
私はそんなはる君を見上げて声を出す。
「はる君…毎日あんなことしてるの…?
なんであんなことしてるの…?」
そう言ってもはる君は黙ったまま。


