「…そうか」

「…うん」

「……結乃」

「なに…?」

そう言って顔を上げると…

「っ…」

ゆっくりと唇が重ねられ、

顔が瞬時に真っ赤になるのと同時に、

幸せ、という単語が身にしみて、

ほんとにただただはる君が大好きで…

いろいろあったけど、

こうして二人でいられるなら

もうなんでもいい…

私はそう思いながらはる君のキスを受け止め、

幸せな気持ちを胸いっぱいに感じた。





9/28 Thank you for reading Moonstone.