「そっ…そっかっ…」

「…ん。
だからそういうのはもう気にするな」

そう言って再びマグカップを手に取ったはる君に、

私はテーブルにグラスを置いて

はる君の隣に座り、

コテンと頭をはる君の肩にもたれかけさせる。

「…さっそく甘え、か?」

「だ、だって、いいって言われたもん…」

フッと笑うはる君にそういうと、

はる君はマグカップを置いて私の頭を撫でる。

「…はる君、私ね、はる君のこと大好きだよ。
小さい頃から…トップってわかったときも、その後も、ほんとにはる君が大好き」