「…っ…はる君…」

「…悪かったな、色々」

「ううんっ…私こそごめんっ…」

そう言って目元をごしごし拭っていると、

はる君がそんな私の手を制して、

優しく涙を拭ってくれる。

「目、腫れるぞ」

「っ…いい」

「…良くない」

そう言って目元にちゅっとキスを落としたはる君に

顔が真っ赤になった。

「はるっ…はる君!!はる君!?!?」

「…大声出すな」

そう言ったはる君に

かあっと顔が赤くなって俯く。