その言葉にふふっと笑みをこぼす。

『なに笑ってんの』

「ふふっ…ううん」

『…変なの』

「うん。じゃあありがとう朔君。
おやすみなさい」

『…ん。
……頑張って』

プツっ…

通話が終わった画面を切って布団をきちんとかけ直す。

……朔君のおかげで、ちょっと元気出たな…

寝返りを打ってぎゅっと布団を握る。

…うん、告白…しよう。

だって私…

チラリとカーテンの向こうを見る。

……やっぱりはる君が大好きだから…

私はそのまま目を瞑り、

少し浅い眠りに落ちていった。