幼なじみはトップのヤンキー!?

そうして翌日の放課後

「じゃあいざ、はる君のお迎えに行ってくるね!!
また明日〜!」

「うん。…ってもう来てるんじゃない?」

「……えぇ!?!?」

そう言って窓から外を覗くと一部に人だかりができている。

「んー、見えないなぁ…」

そういう咲ちゃんにずぅんとした面持ちで言う。

「…絶対はる君だよ…」

いつもよりちょっと早いけど…

そう思いながら落ち込んでいると、まあまあとなだめられる。

「また明日にでもチャレンジしたら?ね?」

「……うん…」

「ほら、じゃあ"はる君"のところ行って来な?
…絶対潰されてるから」

「わ、わかった…じゃあねっ」