幼なじみはトップのヤンキー!?

「結乃、オレンジジュースでいいか?」

「あ、うんっ、ありがとうっ」

「ああ」

はる君に微笑みかけて二階に上がる。

「…ってちょっと待て、どこ行くつもりだ?」

そう言ってキッチンに行きかけたはる君が戻ってくる。

「え?はる君の部屋…」

「…はぁ…。
…リビングな」

「えぇ!?」

そう抗議の声をあげてもはる君は素知らぬふり。

な、なんで〜…

「…いいからソファ座れ」

「……わかった」

はる君の言葉にそう返事をすると、

私は渋々リビングのソファに腰掛けた。