幼なじみはトップのヤンキー!?

「はるっ…はる君っ…!」

そう言ってガバッと抱きつく。

「っ…ゆ…「ごめんっ…」

なぜか慌てるはる君にそう言うと、はる君はピタッと動作を止める。

「ごめん、はる君…
私、私はる君の言うこと聞かなくてっ、それのせいで私っ…!「…いいから」

はる君の言葉に涙でぐしゃぐしゃの顔をあげる。

「…お前のせいじゃない。
それより大丈夫か?
あいつに嫌なことされたか?」

そう言うはる君の目は本気で心配していて…

私ははる君に大きく頷いた。

「うん、大丈夫…」

「…そうか。よかった」

はる君は心からほっとしたようにそう言って小さく微笑み、

私を再びベッドに寝かす。