幼なじみはトップのヤンキー!?

「ぐっ…!!!」

再び洩れた朔君の声と共に血しぶきがあがる。

私はその光景にただただ震え上がるばかり。

目の前で繰り広げられる喧嘩や、

さっきの朔君を思い出してガタガタ震えると同時に、

なんだか頭がグラグラしてくる。

「…はる、くん……」

私はそう呟いて、意識を手放してしまった。