呆気なく電話は切られた。 高城涼とは実はこういう人間だったのか? 初めてお互いを下の名前で呼び、初めてキスをしたあの時の高城涼は? 私の事を安藤さんと呼び、優しく指導してくれた昼間の高城涼は? 全ては偽りだったのか。 知りたくない本性だったな。 片手に持ってたビールを一気に飲み干して、テーブルの上に置いた。