夕「佐月ちゃん!膝枕してよ!」
佐月「うん!いいよ!おいで~」
佐月ちゃんって、俺のこと絶対
男として意識してないよな〜
あー眠いー
ちょっとだけ休憩...
目つむる...
だけ...
だから...
zzz...
佐月「夕ちゃん、ねちゃダメだよ?って、もう寝てるし…。」
ん、なんか聞こえる
あー目が開かないー
佐月「それにしても、まつ毛長いし肌白いし、本当に可愛いなぁ。女の子みたい。いや、弟...?」
...は?
夕「…僕のこと弟みたいだと思ってたの?」
佐月「夕ちゃん起きてたの?!」
夕「何か聞こえるな~って思って。」
佐月「ごめん!つい可愛くて...。」
まぁ、褒められるのは嬉しいんだけどさ。
流石に弟は...
夕「うーん。じゃあまずは、僕のこと呼び捨てで呼んでみてよ。そしたら、弟なんて言えなくなるかもよ?」
佐月「なるほど!じゃあ、…ゆ、夕!!」
きゅん
可愛すぎだろ。
何この生き物。
夕「お、おぉー!いいね!」
佐月「やったー!」
なんか、いじめたくなってきちゃった。
ぎゅ
夕「佐月。好きだよ。」
俺は佐月にハグをした。
佐月「ゆ、夕くん...?」
やべ。佐月ちゃん固まってるよ...
パッ
夕「なーんてね!かっこよかったでしょ?」
佐月「...いつもの夕の方がいいです。」
そんな赤い顔して言われてもなぁ。
ほんとの俺に慣れていって貰わないと、ね?
...ま、今はいっか。
夕「わかったよ佐月ちゃん!」
覚悟しててね佐月ちゃんっ!
