「えと、まずあたしのことわかりますか?」
全く話したことがないから、まずは自己紹介から。
「うん。亜由ちゃんだよね?蓮からよく聞いてるよ、話」
あ、いまあたしの名前。
蓮、どんな話してたんだろう。
「ほんとですか?」
次になにを話せばいいかわからなくなって、笑顔がひきつる。
「うん。蓮のやつ、亜由ちゃんの話しかしてない気がする。亜由ちゃんの話ばっかりするから、どんな人なのかなって気になって、気づけばずっと目で追ってた」
「え?」
「亜由ちゃんの好きな映画も好きな食べ物も誕生日もぜんぶ教えてもらった」
だいぶ前に、蓮に質問攻めにされたのを思い出す。
「でも、どんだけ聞いてもひとつだけは教えてくれなかった」
「それってなんですか?」
全く話したことがないから、まずは自己紹介から。
「うん。亜由ちゃんだよね?蓮からよく聞いてるよ、話」
あ、いまあたしの名前。
蓮、どんな話してたんだろう。
「ほんとですか?」
次になにを話せばいいかわからなくなって、笑顔がひきつる。
「うん。蓮のやつ、亜由ちゃんの話しかしてない気がする。亜由ちゃんの話ばっかりするから、どんな人なのかなって気になって、気づけばずっと目で追ってた」
「え?」
「亜由ちゃんの好きな映画も好きな食べ物も誕生日もぜんぶ教えてもらった」
だいぶ前に、蓮に質問攻めにされたのを思い出す。
「でも、どんだけ聞いてもひとつだけは教えてくれなかった」
「それってなんですか?」
