変わりゆく空

side:ichito








あいつは朝からなんだか顔色が悪かった






ここ何ヶ月かしか見てないけど、あいつが自分のことに鈍感なのはなんとなくわかってたから捕まえて熱を半ば無理矢理計らせた







案の定、やっぱり熱があって



しかもなかなかの高熱





俺はとりあえず熱さまシートをはって横にならせた







「こんなに熱あるんだから帰るか。
家に連絡して迎えに来てもらうか。」





その方がこいつもゆっくり休めるんじゃないかって普通にそう思ったんだ






だけどあいつは嫌だとしか言わない






だからとりあえず寝かせることにした







柚空が寝たのを確認すると俺は起こさないようにそっと保健室を後にした