あたしの唯一の救いだったお父さんは
会社でも頼られる存在だったらしい
毎日毎日忙しくて体調が悪くても病院に行く暇がない程だった
お父さんは調子が悪い日が続いてた時があった
だけどただの疲れだから大丈夫だと笑っていた
でもある日ついに倒れてしまって病院へ運ばれた
その時わかったんだ
お父さんは癌だった
しかももうどう仕様もないくらい進行していてそのまま入院したけど半年前に死んでしまった
あたしは現実を受け止めれなかった
お母さんは喧嘩してもお父さんが大好きだったから死んでしまうんじゃないかと思うくらい泣き叫んでいた
そのままお母さんはうつになってしまって何かあるたびにあたしに当たった
お父さん似のあたしを見ると辛いみたい
だからあたしはお母さんが寝静まる頃に家に帰るようになった
その方がお母さんの心も安定したし、なにより泣きながら殴るお母さんを見たくなかった

