変わりゆく空







「はい、終わり」






俺はプリントを取り上げて採点した






「12点」





「できた方でしょ!!」





「ばか。50点満点で12点って半分も取れてないし」





「だってそれはまだ途中なのに先生が取り上げるから、、、」





小さいガキみたいに拗ねながら机に顔を伏せた






「こら、そのまままた寝るだろ。」




「あ、バレた?」





憎たらしく笑う柚空にため息





「なんでこーもばかなんだ。
桜空は頭いーんだろ?」




「桜空は桜空!
あたしはあたしだもん!」





あー双子って比べられんの嫌いってよく聞くよな




「今のは悪い」




「先生でも謝るんだ?
どの先生もあたしと桜空比べてあたしはダメな奴ってゆーのに」





そう言えばそんなこと職員室で話してるやついたな




「でも気にしないけどね?
頭の方は桜空の方に行っちゃったけどその分健康面であたしとっちゃったから」





「どういうこと?」





「桜空はさ、体弱いの。
毎日薬も飲んでるよ」





初めて知る話、こいつの切なそうな顔にもっと柚空のことが知りたくなった