咲「お前に新たに課せられたのは、同族殺しの罪。


 罰は………お前からーーを奪う。」



美「え?」


 大事な所が聞こえない。



 目の前の景色も、霞んできた。



咲「…………迎え…………たぞ。……目覚……な………い。」



 声も聞こえない。


 

 それに迎えって何?



 意識が朦朧とし始める。



 不思議な感覚に包まれながら、私は目を閉じた。