美「それでね、私の考える計画はこう。」
私達は脱走の計画を立てている。
寝静まった夜中、牢屋の中での極秘会議。
美「私が、精一杯の邪気を出して、見張りを失神させる。」
桜「そんな事できるの?」
私は当然、と言った顔で頷く。
美「そんで、見張りから鍵を奪う。」
千「東御が屋敷から出てる日は、見張りから牢屋の目の前にいるから……」
桜「鍵、届くかもね。」
そゆこと。
東御が屋敷から出てる日って言うのは、他の裏市場へ行っている日。
許せないよね。ホント。
美「奪った鍵で枷を外して、牢屋の柵を壊す。」
楓「残りの奴等を倒せば…………」
桐「此処から出られる!!」
私達は互いに視線を合わせて、頷く。
妖怪を舐めるな。
奴隷なんてふざけた考え、私達がぶち壊してやる。
美「決行は一週間後!それまで大人しく過ごそう。」
みんなが力強く頷く。
見てろよ。
此処から出て、みんなに会うんだ。
たとえ好奇の目で見られようと、一度でいいから。
もう会えなくていいから。
一度だけ、会いたいよ。


