〜沖田総司〜



総「ちょっと美夜ちゃん。飲み過ぎじゃない?大丈夫?」


 ほんのり頬が赤くなっている美夜ちゃんに声をかける。


美「大丈夫ら。酒に弱い、わけらない。」



 さっきまで普通に飲んでたけど、明らかに呂律が回ってないよ。


 もう、休ませなきゃじゃないかな。


 僕が考えていると、美夜ちゃんは声を発した。


美「総司ぃ。ありがとにゃぁ。」



 にゃぁ?


 どうやら美夜ちゃんは酔うと猫口調になるらしい。



美「美夜はこれからの生活が楽しみだにゃぁ。」



 頬を赤く染めて、いつもキリッとした目がタレ目になって。


 ………………////////



 可愛すぎるっ!!



 背の低い美夜ちゃんはちっさく座って、本当に猫みたい。



 余りの可愛さに直視できず、外を向いていると。



平「ぎゃーーーー!」



 平助の叫び声が聞こえ、振り向くと。



 っな!


 美夜ちゃんは平助に抱きついていた。



美「仲間発見にゃぁ。」



 なんていうか。ムカつく。



 美夜ちゃんは平助に馬乗りで抱きついている。



 すると、他の奴等にも抱き着いたり、顔に自分の頬をスリスリしたり。



 一君なんか、固まってた。


 
 僕は美夜ちゃんに近づき、ヒョイッと抱きあげる。



 軽っ



美「なんにゃぁー?」



総「それぐらいにしときなよ。もう寝るよ。」



美「わかったにゃ。」



 僕と美夜ちゃんは、部屋へ向かった。