新選組〜猫みたいな君が好き〜






 ふうー。



 今日は忙しかったな。


 私は湯浴みをして着流しに着替える。


 すると、向こうから歩いてくる小雪ちゃんが見える。


 小雪ちゃんは、私が島原に来た3年後にきた芸子さん。


 あんまり関わりはないって言うか…………



 最近、彼女からの視線を感じる。


 ちょっと気になっていた。


小「小夜ちゃん。ちょっといい?」


美「…………うん。」



 小雪ちゃんについていくと、建物の裏で、しかもそこには4人くらいの同じ仕事仲間。



 みんな、私を睨んでいる。


小「…………あんたさぁ、最近調子のってへん?」




 なんだ、嫉妬か。



 下らない。聞くだけ聞いて放っとこ。




小「お鈴さんのお気に入りのだからってさ。」


女「指名されたからって上から目線で。」



小「いい気分よね。自分は人気ある、とでも思ってるんやろ!」



女「ホントムカつくねん。」



女「いい気になってんじゃないよ!」



 浴びせられる罵声の数々。



 ホント、下らないね。



 勝手な嫉妬で、人間が理解できない。




美「話はそれだけ?」



 彼女等は私の反応に驚いた。



 何?なくだのなんだのして欲しかった?



 すいませんね、期待に添えなくて。


美「私もう眠いから、戻るね。」



 アクビをしながら戻る私。