笑顔の裏側に

そして何より、もう心が折れそうだった。

私が生まれてきたこと自体がお母さんの人生最大の失敗で。

それは私自身そのものが失敗であるということを表していて。

私の存在がお母さんの人生のお荷物でしかない。

私の命に何一つ価値がない。

そのことがどうしようもなく辛くて。

このまま消えてしまいたいと思った。

私がいなくなれば、お母さんの失敗も帳消しになるだろう。

こんな生活から解放されたい。

もう楽になりたい。

今まで心の奥底へとしまっておいた感情が再び顔を出す。

それでもその感情に蓋を閉めようとするのは、頭の片隅に先生が浮かぶから。

私が自ら命を断てば、きっと先生はまた自分を責め続けるに違いない。

親友に引き続き、彼女まで。

そうなれば先生がますます精神的に追い詰められることが容易に想像できた。

それに何より、先生と一緒に歩む未来を見てみたいと思った。

だから私は負の感情を押し込めて、無理やり蓋をして鍵をかける。

何重にも。

簡単には開かないように。

そうして私はとりあえず自分の部屋に行くために立ち上がろうとする。

それでも痛みが勝って、何度も床に倒れこんでしまう。

早くしないとお母さんはリビングに来てしまうかもしれない。

急げば急ぐほど、上手くいかず、何度も繰り返しているうちに体力が消耗していく。