笑顔の裏側に

だけどもう体は動かせないほど、ボロボロで。

体に一切に力が入らない。

衣服が少し擦れるだけでも痛い。

もはやどこが痛いと聞かれても答えられないほど、全身が悲鳴を上げていた。

そしてやっと気が済んだのか思いきや、徐に立ち上がって、椅子を掴んだ。

やばいと直感で分かる。

この光景、この後ろ姿は何度も目にしたことがある。

でも体は言うことを聞かない。

逃げたくても逃げられない。

私はそのまま、椅子を振り下ろされた。

脇腹に当たり、あまりの痛みに思わず声が漏れた。

「そもそもあんたを生んだことが人生最大の失敗だわ。」

そう吐き捨てられる。

お母さんの手から離れた椅子は私に腕に落ちた。

そして私を置いて、お母さんは自室へと戻っていた。

扉が閉まる音がして、やっと終わったと安堵した。

そして気を緩めたせいか、涙が次々と床に零れ落ちた。

それでも拭うことはせずに流れるまま。

切れた唇がしみる感じがしたけど、そんな痛みなんて痛みのうちに入らない。

呼吸をするたびにズキズキと痛む腹部。

これは確実に肋骨にヒビが入っていると思う。

下手をすれば折れているかもしれない。