私は麻生優美。

月島学園の高校生。

麻生総合病院の娘。

父はもちろんこの病院の医院長。

母は一流の医師として働いている。

そして賢い兄、麻生光希は一流大学の医学部に通っている。
まさに医者になるために勉強中だ。

私はというと兄ほど頭は良くないが、学校では定期テストも模擬試験も万年学年1位。

そんな私も一応、医者なることを求められている。