行きと同じ組み合わせで送って帰ることになる

「音々ちゃん
 ちょっと公園によってもいい?」

「? いいですよ」

アパートのすぐ近くにある公園に入ってベンチに座る

「森孝さんがしばらく戻ってくるんだって」

「へぇ そうなんですか」

「弓道にも顔出すって言ってたけど
 ・・・あれそんなに なの?」

「前の時にいったじゃないですか
 もう吹っ切れるって」

「あぁ あ そうだったね
 
 あのさ
 僕ずっと音々ちゃんが好きなんだ
 もしよかったら」


 やっと言ってくれましたね
 私も 好きです」

「え?
 そんな嘘
 ほんとに?」

「ほんとですよ
 私も慶さんが好きです」

「どうして
 いつから
 あれ」

「お互い酔ってますねぇ
 あもちろん気持ちは本当ですよ」

「うん酔ってる
 気持ちはもちろんだけど
 あの明日もっかいさ いい?
 あの 家来てよ
 今日は帰ろう」

「確かにその方がいいかもしれないですね
 じゃあいきましょう」

と今日はとりあえず家に帰った