初恋よりも好きな人。



かれには、小学生の時から片思いをいだいていた。
今日もかっこいいなぁ。と思いながら
ニヤけていると、まさくんの友達の
下山 海里(しもやま かいり)君も来て。

「朝から赤いぞ、くるみ」

と、言われて、またさらに私は赤くなる。

「熱でもあるのか?」と、まさくんは心配してくれた。
そして、顔を近づけてきて…。
おでことおでこをくっつけあって。

カップルじゃないのに、こーゆーことしてくれるのにはわけがあった。
なんと。まさ君は大分の鈍感…。

そーゆー事を、何も考えないでやってくるし。
こっちは、心臓が持ちませんよぉ。。。

と、思いながらぽへーとしていると。
もう25分だ!!走ったから間に合ったものの。
30分から入学式だよ!!と、思って。

「まさ君、海里君!!もう行こうか!!」
と、二人の腕を引っ張った。

まさ君にあったのが嬉しすぎて。自分がどのクラスを見るのを忘れてた。笑

そして、見に行こうとした瞬間。
まさ君が、「くるみは、4組だよ。みんな一緒だね!!やったね!?」

と、どうじに、無邪気な笑顔を見せてきた。
めっちゃキュンキュンが、止まらない。
しかも、私のも気にしてくれて見てくれてたなんて。嬉しすぎだわ。

とか、思いながら自分の名前が書かれた机に向かった。
そして、机に荷物を置いて、廊下へみんなで並んでる時、前の子が。

「まさ君って人と、仲いいね。」

と、声をかけてきてくれた。