私、最低かな。

筒井のこと。好きじゃないよ。
なのに。こんな、付き合ってるみたいな。

そんなことを考えながら、歩いていると。
もう、目の前には学校が…。

「お前といると、学校につくのが早く感じる。
全然話してねーのに、たのしーな!」

そういいながら、ニコッと笑ってきた。

キュ、キューン!!!!!
好きでもないのに。こんなこと思っちゃいけないかもだけど。
可愛い…w

学校直前になると、手をパッと離された。

なんでかな?とか、思いながら。
教室に向かうと、バッタリまさ君にあった。

「あっ!おはよー!」

なんて。言われても。こっちは、ブルー気分なんだよね。とほほ。

「あれ、なんか元気なくなーい?」

とな、いいながら。顔を近づけてきた。

その時、まさ君の気配がいきなりなくなった。

あ、あれれ?

とか思いつつ、見てみると、
筒井が…。まさくんの首を絞めてる!!!!!

え!?
ど、どうしよう。とかおもうまえに体が動いた

「だ、ダメだよ。死んじゃうじゃん!」

と言うと、

「だって。大事な彼女に触ろうとするんだもーん」

「え、彼女…?」

まさ君の目が、いきなり見開いた。

いきなり、怖い顔になった。

「どーせ、無理やりなんだろーw」

とか、笑いながら教室に入ってくる
下山君。

「は?無理矢理じゃねーよ?
りょ・う・お・も・い・ってやつよ?
な?くるみ?」

…。私、好きって言ったっけ。