初恋よりも好きな人。

お母さんは、お茶とお菓子を持って階段を上ってきてた。

お母さんは。こーゆー男が来ると準備が早い。

ま、いっか。一応部屋には入れておこう。

「わかったよ。どーぞ、部屋に入ってくださいー」

「じゃましまーす!うぉ!女の子の部屋だなぁ!」

「私女だし。」っていおうとしたけど。
もう、話すのがめんどくさい。だからいいや。

そして、お母さんが持ってきた紅茶を飲んで。
ケーキを食べてたら、お母さんがまるで気を使うように外に出て行った。

「で、そんなに悲しかった?」

「まーね」

と、適当に返事をした。

「俺なら、悲しませないけど?」

「へー、そうなんだぁ」

「だからさぁ、俺と付き合わない??」

「はいはい、いーですねー」

「じゃあ、付き合おっか!」

「は?」

びっくりした。