その日、舞華にも理乃の好きな人を言った。

あの日以来、私は大輔の事が好きになって、何かと同じことに気がついた。そして、気持ちも変化していった。
私は外掃除で、生徒玄関掃除に大輔がいた。いつもその前を通る度にドキドキしちゃってた。
真面目に掃除やってるのを見るとちょっとキュンっとしちゃって。本当可笑しいのかな。私。

全校集会ではちょっと気分が舞い上がって。同じ学年じゃないから、そういう時にしか会えなくて。クラスの委員長の大輔は一番真ん中にいて、私は背が小さいから斜め左後ろを向いたら丁度いるんだ。