私の好きな人は、ヒーローでした。

パラパラ___


めくっていくと、ある、一枚の写真に……目が入る。

『……え、』

『……どうした?変な写真でもあったか?』

『こ、れ……』


ガチャッ____


『ただいまーー』

『うわ、帰ってきたよ……』

近づいてくる足音に……
心拍数が上がっていく。
まさか。
ありえないよ……

『…………結美那………?』

『お、かあ……さん?』

手にあった、アルバムが手から落ちる。

『結美那!どうしたの?』

前に見せてもらった写真。

『この人が、本当のあなたのお母さんなの黙っててごめんなさい……』