なんか、血みたいだな…
と、不謹慎なことを思いながら扉を開けると
「あ、やっと来たのね!」
「ほらほら座って!」
「腕がなるわね!」
金髪にポニーテール、サイドテール、ツインテールの女性がバタバタと動き回っていた
よく見れば顔がそっくりで、三つ子なのかもしれない
「ほらほら、早く座って」
ポニーテールの人が背中をグイグイと押して椅子に座らせる
…案外ふかふかしてて気持ちいい
体を包み込んでくれるかのような椅子だな…こんな椅子欲しかった
いやいや、でもこんな椅子どこに置けばいいのやら
それ以前にいったいいくらするんだ…


