紫色のライラック


だって……。


だってだって!!

怖かったんだもん。


社会の授業中、

私は見てしまったのである。


まだルーズリーフとかでもない、

方眼のドラえもんの、

一冊の社会科ノート。


そこにまさやは

真顔で


『しね』


その言葉を。


ひたすら書き続けていたのだから。