な、なにこれ。
胸の奥底から熱いものが溢れて、くすぐったいというか。
ドキドキしている私がいる。
なんでこんな奴に!
「それとも、テク?俺とそいつ、どっちがいいか……試してやるよ」
「えっ……!?」
テク……!?
た、試す……?
って、何を?
ーードサッ
「へっ……!?な、なに……」
なんで私……桐生奏に押し倒されてんの?
背中に当たる柔らかい布団の感触がやけにリアルで。
私にまたがる奴をジッと見つめる。
お腹辺りに感じる重みと、力強く掴まれている両手がやけに熱い。
奴の整った顔に、心臓が激しく騒いでいた。
「体の相性が良いかどうか、試してやるよ」
「は、はぁ……!?ふざけてんの?」
か、体の相性って。



