相当ケンカが強いんだ。
あの体格の良さと、引き締まった筋肉を思い出して妙に納得。
確かに武術してそうだわ。
まぁ、私にはどうでもいいけどさ。
俺様で強引で自己中で……その上チャラい。
昔に会ったことがあるようなことを言ってたけど、やっぱり完璧知らない人だ。
もう関わりたくはない。
だけどーー。
「お帰り、遅かったな」
寮に帰ると、なぜかベッドで寛いでいる奴に出くわした。
「私のベッドー!勝手に上がらないでよー!」
昔から布団だけは神聖な場所で、誰にも踏み込まれたくない領域なんだ。
ましてや、知らない人になんてもっと踏み込まれたくない。
朝、一緒に寝てたことは思い出したくもない現実。



