俺のそばから離れるな‼︎



朝ご飯を食べたあと、一旦寮に戻るらしい愛佳ちゃんと別れて図書室へ向かった。


この学校の図書室はムダに広いけど、誰も利用しないからなのか少し埃っぽい。


参考書や問題集がたくさんあるというのに、そのどれもが開かれた形跡はなくて。


こんなの、宝のもちぐされじゃん!



だいたい、こんなヤンキー校で図書室が広いっておかしいでしょ。


誰も勉強なんてしないのに、参考書や問題集の山ばっかりっていうのもね。



私はめぼしい参考書を手に取り、窓際の席に座ってノートを開いた。



中学の頃から毎日のように朝勉をしてたから、今でもつい癖でやらないと気が済まない。



ははっ。


受験に失敗した時点で、今さら勉強しても無意味なのにね。