「それよりさ〜、うかつに窓なんか開けんなよ。問題児ばっかの学校だって知ってんだろ?」
うっ。
「ご、ごめんなさい……」
「ったく、危機感持てよなー」
「は、はい……」
あー。
なんで私、この人に説教されてるんだろう。
助けてもらったわけだから、文句は言えないけどさ。
「お前、危なかっしくて見てらんねー」
「こ、これからは気を付けます」
「信用なんねーな」
整った顔がグッと近くに寄せられる。
眉間にシワを寄せるその表情は、どっからそんなフェロモンが出てるんだってくらい色気がたっぷり。
ムダにイケメンすぎるこの人に、ドキドキさせられっぱなし。



