「い、いやー!入って来ないでー!」
やだやだ!
ホントやだ!
私が何をしたって言うのよー!
「いてっ、テメー……叩くなよ!」
「いやーっ!だ、誰かー!」
恐怖でパニックになり、涙目になりながら手で必死に追い返す。
バシバシと鈍い音が辺りに響いた。
「いってぇな……テメー」
「きゃー!やだー!」
お願いだから、誰か来てー!
最悪なことに防犯ブザーはベッドの上。
取りに行ってたら、確実に中に入って来られちゃう。
こんな時に役に立たないなんて、ホントもう終わってる。
私はどう足掻いても、神様に見放される運命にあるのかもしれない。



