だけどーー。
もうそれもガマンの限界。
会いたい。
……奏に会いたい。
8年経った今でも、私の気持ちは何ひとつ変わっていない。
奏も同じように思ってくれてたらいいな。
早く迎えに来てよ。
もう待ちくたびれたよ。
周囲が騒ぎ出したのを見て、合否発表の時間になったことに気付いた。
必死に掲示板に目をやりながら、自分の番号をひたすら探す。
「1253番……1253番」
ーー1250
ーー1252
ーー1253
「う、うそ。あ、あった……!」
夢じゃないよね?
幻じゃないよね!?
何度目を凝らしてみても、確かに1253番は存在している。
「や、やった……っ!やったよー!あったー!」
涙がブワッと込み上げた。
「お、俺も……っ!あった!」
半泣きになりながら、同期も嬉しそうに笑っていた。
一緒に来ていた子たちは見事にみんな合格していて。
私たちは手を取りあってみんなで泣いた。



