俺のそばから離れるな‼︎



「寂しかったり、不安になった時は……ケイや雄星に言え」



私たちは毎日一緒にいることもあって、番号とアドレスを交換していないままだった。


離れなきゃいけないのに、今さら聞くことも出来なくて。


本当は少し不安だった。



「さくらの元に飛んで帰ってやる。そん時だけは、会いに行くから」



うんって頷けなかった。


だって、それじゃあ約束を守ったことにはならないもん。


弱音を吐くかもしれないけど、その時は約束を思い出して頑張るよ。



「奏……大好き」



「俺も」



目が合い、どちらからともなくキスをした。



もうしばらくは会えないけれど、私たちはきっと大丈夫。



奏の夢を……信じて待ってるね。