なんでそこまで突っかかって来るんですかね。
私の夢を応援してくれるんじゃなかったの?
まず初めの第一歩として、誰からも好かれる人になるって決めたんだから。
友達は多いに越したことはないしね。
まぁヤンキーとか不良ってのは、ちょっとどうかと思ったりもするけどさぁ。
「あ、ケイ。この前、購買のアンパンがオススメだって言ってたよね?良かったら一緒に買いに行かない?」
机の上に教科書を出しながら、前にケイが言ってたことをふと思い出した。
奏グループはみんな席が近いから、座ったまま話すことが出来る。
「え、マジ!?さっくが一緒に行ってくれんの?行く行く〜!マジで美味しいから!」
机から身を乗り出して、ケイが嬉しそうに声を弾ませる。
どこかから鋭く突き刺さるような視線を感じたけど、スルーした。



