「だいたいね、ケイもオレンジも見つかったら即退学だからね?」
「っていうなら、奏もじゃん〜!」
ケイがケラケラ笑う。
なんだか、私の部屋が溜まり場と化しているのは気のせいだろうか。
「はぁ」
ため息を吐いてみたところで、この人たちが気に留めることなんてないんだけど。
なぜか吐かずにはいられない。
彼らといると、うんざりというかげんなりする。
何度言っても私の意見は聞き入れてもらえないし。
「私、もう寝るから!さっさと部屋から出て行ってくれる?」
「えー、さっく冷たすぎ〜!なんなら、俺の隣で寝る?おいでよ」
「寝ないし!早くベッドから下りてよね」
「えー!」
ケイはスネたようにプクッと頬を膨らませると、ベッドの上をゴロゴロ転がった。
もー!
子どもか!



